大腸カメラ体験記

ご注意:大腸カメラの体験記なのでうんこやらなんやらの話題が出ます



9月中旬
なんか右腹がめちゃくちゃ痛くて死を感じたので病院に行った。
右腹は盲腸があるっていうから不安だよね。
CTスキャン撮ったけどまあ何もなくて原因なんだろねー、大腸カメラしてみる?
みたいな感じで大腸カメラしてみる事になった。
えっ!?そんな軽いノリで!?
しかも予約が混んでるらしくて検査するの1ヶ月先になった。
たぶんそのころもうおなか痛くなくなってるよー(案の定痛くなくなってた)

診察が終わったらナースから下剤と検査前日に食べる用のごはんセットをもらった。
ビーフシチューとチキンクリームシチューどっちがいい?って言われて、え!?選んでいいの!?とちょっとうれしかった。
即答でクリームシチューにした。あとで調べたらビーフシチューのほうはおやつが付いてたらしいので失敗したかもしれない。
下剤2リットル作ってその内1リットル飲んでくださいねとか言われて怖くて仕方ない。
色々説明書と同意書をもらう。
同意書は鎮静剤を使うかどうか、腸内にポリープがあったら取るか?の値段表だった。
こわいよー。
ちょうどイグノーベル賞の大腸カメラ座った方が楽という話題が出た日だったので、寝てやるのかなー座ってやらせてくれないかなーと思いながら帰った。


検査前日
専用のごはんを食べる。3食で1600円!!
キューピーが作ってるから普通においしい。
箱の中にレトルトパックがたくさん入ってる。

朝昼夜のメニューは入れ替えてもいいらしいのですべて入れ替えてやった。


チキンクリームシチューとクラッカー

写真はまずそうだけど超おいしかった。
クリームシチュー大好き。


鶏肉と卵の雑炊

レトルトを職場でどう食べようか悩んだ結果、お湯で温めたパックをそのままスープジャーに詰めて蓋してみた。
食べる時にパック開けるだけで簡単だし、昼でも熱々で非常によかった。
開けなきゃ菌とか心配しなくていいでしょ、たぶん。


鮭のおかゆと肉じゃが

肉じゃがおいしいー。
本来は昼用だからか結構量がある気がする。
20時までに食べ終えないといけないから結構焦る。

その後21時に第1の下剤を飲む。

ロビちゃん、下剤だよ......

水180ccに粉を溶かして作るタイプのやつ。
味はしょっぱいスポーツドリンクで飲みやすかった。
これを15分くらいかけて飲む。
下剤というものを初めて飲んだので、寝てる間にうんこ出てたらヤバくないか?
と思って人類の叡智インターネッツで調べたら、この薄め具合だと10時間後くらいに便意が来るみたいな事が書いてあったから安心した。
だがすぐにおなかがゴロゴロ鳴りはじめて何度もトイレに行く羽目になった。薬の効きがよすぎるのか!?
まあ本人の意思に反して漏れることはなさそうなので安心した。


当日
朝10時半から大量の下剤を飲む準備をする。


巨大だねロビちゃん

先に1錠薬を飲んで、下剤を作る。
水を入れて蓋をしてから袋を押すと、二つの粉が混ざり合うらしい。実験かな!?
どんどん水を入れて粉が完全に溶けるまで振る!!
2リットルもあるから重くて大変。

この下剤は腸に吸収されず、飲んだ分がそのまま腸内にあるものを押し出していくそうで、飲めば飲むほど水のような透明なうんこになるらしい。
なにそれこわい。
どんどん下剤を飲んでどんどんトイレに行ってうんこを出して、うんこ水にカスがなくなって透明になればもう飲むのやめていいらしい。
それの目安が1リットルだった。

コップに注いで、それを15分くらいかけて飲む。
味はスッパイマンを薄めた水って感じだった。
後味がちょっと苦甘い感じがそっくり。
1杯飲んだら、副作用が出ないか10分様子を見る。
吐き気とかの副作用が出たらすぐ救急車を呼んでくださいと説明書に記載されていて恐怖を感じた。
飲んでるとき誰かに見てもらわないとだから一人暮らしの人には処方しづらいみたい。
特に副作用は無かったので続けて飲む。
コップ1杯飲んではトイレに行くのを繰り返して4回目くらいでほとんど透明なうんこになった。
というかもはやうんこではなく水だった。
しかもお尻が理科室の水道になった感じのパワー。
何度もお尻を拭かないといけないので皮膚が終わってしまった。
ウォシュレットが無かったら死んでたし、おしりセレブ買ってくればよかった。

予定通り1リットル飲んで終了にした。
透明にならなかったらもっと飲まないとらしい。
下剤飲んでる間にも脱水防止にガンガンお茶飲む必要があるので、今までの人生で一番水分を摂った日かもしれない。


15時病院へ。

尻側に穴の空いた使い捨てのハーフパンツ(不織布)とガウンに着替える。靴下は汚れるかもしれないから脱いで下さいと言われた。
まず椅子に座って生理食塩水の点滴をされる。脱水防止?
血圧測って、酸素測る指につけるやつ付けて、足を抱えるような感じのポーズでベッドに横になった。
鎮静剤って注射かなーと思ってたらさっきの点滴から麻酔みたいのを入れるらしい。
先生が「ちょっとドキドキしますよー」と点滴から鎮静剤を入れた途端、本当に心臓がドクドクいいはじめて死ぬかと思った。

次の瞬間もう終わってた。

えっ!?私寝てたの!?全然痛くない!!
麻酔ってすごい!!!
だが尻が冷たくてぬるぬるする......。うう。

結果は特に異常ないらしい。何だったんだ。
鎮静剤で受け答えがふわふわしてるので心配された。
とりあえず点滴が全部落ちるまで横になって休んだ。
着替えて終わって時計見たら15時45分だった。そんなに経ってた!?

特に何もなくてよかったー。
胃カメラは苦しいとか体験談聞くから怖かったけど、痛くなくてよかったー!
もう下剤飲みたくなーい!

健康ってサイコー!